訪問看護の現場から他の職場に転職した看護師

日本では高齢化社会に伴って医療費が高騰しており、大幅な削減が求められています。そのためには、一人ひとりの患者さんの入院日数を短くする必要があり、実際に患者さんの在院日数は短くなりつつあります。
その代わりに必要となってくるのが、在宅医療です。早めに病院を退院し、在宅で療養を続ける患者さんは年々増えています。そして、その在宅医療の現場で必要なのが、訪問看護師です。
訪問看護師は訪問看護ステーションに勤務し、1日に3〜5件程度の患者さんの自宅に出向きます。基本的に自分のペースで働けるのでそれを良しとする方もいますが、一人で行動することが多く、判断力と経験力が問われます。
一度は訪問看護の現場に飛び込んでみたものの、また病院やクリニック等の医療機関へ転職される方もいるようです。
訪問看護の現場から他の職場に転職された看護師の転職理由には、以下のようなものがあるようです。
・訪問先の患者さんとの間で、信頼関係を構築できなかった。
・休日の呼び出しや夜間待機などが多く、想像以上に大変だった。
・自分自身で判断すべき部分が多く、精神的に疲れてしまった。
訪問看護ステーションの中には、患者さんからの急な呼び出しに対応するため、24時間対応の場合があります。夜間帯に電話がかかってきた場合、病棟でのナースコールのように数十秒から数分で駆けつけられるわけではありません。呼び出しがたくさんあれば、肉体的にもかなり大変です。
また、訪問看護の現場では、患者さんやそのご家族との人間関係も大切になってきます。場合によっては苦言を言ってきたり、クレームを付けてくることもあります。
たとえどんな状況でも屈することなく、前向きに業務にあたる心構えが、訪問看護師には求められるのかもしれません。
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